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​昆虫植物店の什器
  2024年02月~03 設計

設計担当:Architect

設計期間:Design Date

工事内容:Construction

用途  :Principal Use

構造  :Structure 

敷地  :Building Site

床面積 :Floor Area

要望内容:Demand
​既存写真↓

​田村 匡將

2024年09月~12月

​空間設計+什器

店舗+事務所

軽量鉄骨+木造(什器:スチール+木)

​東京都 江東区

57.91㎡ (17.5坪)

1.大量に古い棚の脚を持っているので利用したい。

2.子供達が気軽に遊びにくるようなお店にしたい。

3.正面のサッシを透明なガラスにして光がたくさん入るようにしたい。

東京都江東区にある駅近の倉庫兼住宅の倉庫部分を新しく
”昆虫や植物を販売する店舗”に改装する依頼を受けました。
予算が限られているため、内装はほどほどに、倉庫にたくさんある棚の脚を利用した特別な什器を店全体に展開し、どこにもない、ワクワクする空間にしようということになりました。
また、その心遊ぶ空間が通りから観えるように既存のパネル建具をガラスにする。という、大きくはその2点に力を入れ提案しました。
細かいアイデアとしては、什器や商品にスポットを当て、壁や天井には光を当てず、太陽の光を多く取り入れることで、昆虫も植物も生き生きと過ごせるように提案しました。

力を入れた”虫食い天板”は断面が地面の断層に見立てるためペーパーウッドを使用し、木の新しい加工技術であるCNCを駆使し、天板を詳細に設計し、機械作業によるローコストとなるよう考えました。何よりもランダム”風”にデザインした断面が、手でなぞりたくなるくらいの魅力が出るはずだと考えました。
 

デザインの意図としては、コンビニのようなぎゅうぎゅう詰めの商品の陳列ではなく、什器と商品が戯れ合うような関係性を持つことで、商品が生き生きと、より魅力的にみえる効果を狙いました。

 

機能性については、立体的な視線の通りができることです。
昆虫も植物も覗き込むようにミクロに商品を見る際に、違う高さの天板の商品も穴や虫食いの部分からみえるのが特徴的です。
​加えて、光も虫食いの部分から下層の天板に光が落ち、森のようなライティング効果を造り出します。

 

GALLERY

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