伊東の週末住居
Project no.28 (2021年11月更新)
設計担当:Architect
設計期間:Designe Date
工事期間:Const. Date
工事内容:Construction
用途 :Principal Use
構造 :Structure
敷地面積:Site Area
建築面積:Building Area
敷地 :Building Site
構造設計:Struct Design
施工会社:Constructor
要望内容:Demand
田村 匡將
2020年11月~2021年3月
改修工事2000万+新築ガレージ800万
補強+改修工事
週末住居
母屋-木造+新築ガレーッジ-鉄骨造
250㎡
母屋120㎡+新築屋上付ガレージ80㎡
静岡県 伊東市
田村匡將一級建築士事務所
株式会社BroC
1.長年空き家となっていてもったいないので、活用したい。
2.ゲストも泊まれるように個室を設けたい。
3.前面の海を一望できる大きな窓屋上付きガレージを設けたい。
4.南側が崖で光が入りにく立地なので暗くならないようにしたい
5.浴室を広く、快適な空間にしたい
コロナのこともあり、働き方や暮らし方を考えるようになり、ずっと空き家になっていた住居を週末住居の別荘として利用するための改修計画を請け負いました。
家の目の前には太平洋が広がっており、南側は高い山が影を作ってくれる良い避暑地になっていました。一方で暗くなってしまうことから要望で明るい開放的なものにすることを提案しました。
ご要望の数が多いと必然的に工事金額も上がりやすいのですが、
最高の立地から、どうせやるならと、予算の方も頑張っていただきました。窓を大きく作り、ガレージには屋上を計画しました。
海際なので塩害や強風に耐えられるよう考慮し、塩害用の設備機器を新たに導入し、キッチンも全て入れ替えます。
海で遊んで帰って来た時のために屋外にシャワースペースを設け、さらにスペシャルな計画とし、浴室を設えました。
1階の吹き抜けと2階の天窓の位置を揃え、太陽の光が1階まで降り注ぐ計画としました。吹き抜けは寒くて光熱費が掛かるとよく言われますが、この家は主に夏使われる家で、冬も天井にファンを設ければ、空気が循環し空調を効率的にしてくれます。
太陽の気持ち良い光は、少しお金で買うことができるのです。